マンションの敷地権とは

query_builder 2024/04/01
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マンションの敷地権とはどのようなものか、みなさんはご存じでしょうか。
マンションをお持ちの方なら耳にしたことのある言葉だと思いますが「聞いたことがない」という方もいらっしゃいますよね。
今回は、敷地権とはどのような権利なのか解説していきます。
▼マンションの敷地権とは 
敷地権とは、区分所有している建物の土地に関する権利のことです。
マンション自体とマンションが建つ土地は切り離すことができないため、別々に売却してしまわないよう定められています。
敷地権には、区分所有権と敷地利用権の2つが含まれています。
■区分所有権
マンションのように、区分された建物の一室を所有する人のことを区分所有者といい、その所有する権利が区分所有権です。
ビルやマンションにおいては各戸を「専有部分」と呼び、それ以外は「共用部分」と区別しています。
■敷地利用権
敷地利用権は区分所有者が持つ、マンション全体の土地に関する利用権のことをいいます。
ただし、区分所有者全員の「共有持分」となるため、勝手に造作物を建てたり外構工事をしたりすることはできません。
▼敷地権がないマンションもある
法改正以前の古いマンションには、敷地権のない物件も存在しています。
このような物件は土地と建物の所有者が異なるため、トラブルにつながる可能性も否定できません。
特にマンションは所有者が複数存在するため、権利や手続きが複雑化しやすい傾向があります。
一度所有する物件の権利を確認しておくと安心です。
▼まとめ
区分所有している建物の、土地に関する権利を一体化した形態を敷地権といいます。
敷地権のあるマンションの土地と建物は別々に売却できないため、所有者にとって権利上の問題が起きにくく安心です。
もし所有しているマンションが敷地権化されておらず、手続きについて不安をお持ちの方は信頼できる不動産会社に相談しましょう。
平野区にある不動産売却の『株式会社さくら地所』なら、小さな疑問にもお答えしますので、一度お問い合わせください。

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