市街化調整区域が売れない理由とは?

query_builder 2025/01/01
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「市街化調整区域」とは、都市計画法で建物の建設に対し、制限が設けられているエリアのことです。
建物の建設や土地開発が抑制されているため、市街化調整区域の不動産は買い手が付きにくいとされています。
今回は、市街化調査区域が売れない理由について詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
▼市街化調整区域が売れない理由
■建設時の制限があるため
市街化調整区域は、自然保護を目的としているエリアです。
そのため建物の建設を法律で制限し、人口増加を抑制しています。
基本的に、農業や林業に従事している方々のみ建物の建設を許されているので、買い手が付きにくいのが特徴です。
■住宅ローンを通しにくい
住宅ローンは、滞納が発生した際に不動産を差し押さえ、売却益によって補填しています。
しかし、差し押さえした物件が売れなければ、滞納分や残りのローンに充てられません。
市街化調整区域の不動産は買い手が付きにくいため、積極的にローンを通そうとしない金融会社も多いのです。
■住環境が不便
市街化調整区域は、農村部に位置していることが多いです。
自然環境を守るため、生活において必要な電気やガス・水道などのインフラ設備が整っていないケースも多いでしょう。
そのため住環境の不便さから、手が出しにくいエリアとされています。
▼まとめ
市街化調整区域の不動産が売れない理由については、次に挙げる3つが主な理由です。
・建設時の制限があるため
・住宅ローンを通しにくい
・住環境が不便
都市計画法によって、建物を建てる際の制限が設けられており、誰もが自由に家を建設できるわけではありません。
また、建物の制限だけではなくインフラ整備も整っていないため、買い手が付きにくく住宅ローンも通りにくいとされています。
平野区にある『株式会社さくら地所』では、地域との関わりを大切にしながら、不動産に関するさまざまなご依頼を承っております。
市街化調整区域の不動産についてご相談されたいお客様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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